こんにちは、がおです。
最近、とても興味深いニュースが飛び込んできました。なんと、マジック:ザ・ギャザリング(MTG)にファイナルファンタジーのコラボセットが登場するというのです!そして更なる朗報として、愛してやまないキスティス先生がカード化されることが判明しました!

『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』の概要
2025年6月13日に発売される『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』は、ファイナルファンタジーのメインシリーズ16作品に登場するキャラクター、アイテム、名シーンがMTGの世界に参戦する大型コラボレーションです。
このセットではクラウド、ティファ、セフィロス、スコール、そして我らがキスティス先生など、各作品の印象的なキャラクターたちがカード化されています。テンペスト時代を知る身としては、こうしたIPコラボが当たり前になった現代MTGの変化に驚かされます。
統率者戦って何?現代MTGの主流フォーマット
テンペスト時代から離れていた私にとって、最も大きな変化が「統率者戦(Commander/EDH)」というフォーマットの存在です。これは現在のMTGで最も人気の高いカジュアルフォーマットとなっています。
統率者戦の基本ルール:
- デッキ枚数: 100枚(統率者1枚 + その他99枚)
- 統率者: 伝説のクリーチャー1体を「統率者」として指定
- ハイランダー構築: 基本土地以外は各カード1枚まで
- 色制限: 統率者の「固有色」に含まれる色のカードのみ使用可能
- プレイヤー数: 通常3〜4人の多人数戦
- 初期ライフ: 各プレイヤー40ライフでスタート
- 統率者ダメージ: 同一の統率者から累計21ダメージで敗北
テンペスト時代の2人対戦とは全く異なる、政治的駆け引きを含む長期戦略が楽しめるフォーマットです。統率者は特別な「統率者領域」に置かれ、いつでも唱えることができますが、除去されるたびに「統率者税」として{2}ずつコストが上昇します。

キスティス・トゥリープ:統率者として完璧なカード設計
公式リリースノートで確認できたキスティス先生のカード詳細は以下の通りです:

キスティス・トゥリープ
マナコスト:{2}{U}
タイプ:伝説のクリーチャー — 人間・ウィザード
パワー/タフネス:2/2
能力:「Blue Magic」— キスティス・トゥリープが戦場に出たとき、墓地にあるインスタントかソーサリーカード1枚を対象とし、それを唱えてもよい。その際、その呪文を唱えるためにどんな種類のマナでも使うことができる。その呪文が墓地に置かれるなら、代わりに追放される。
重要なポイントは、彼女が伝説のクリーチャーであることです。これにより統率者として使用可能で、青単色の統率者として非常に魅力的な選択肢となります。
青単色統率者の特徴と戦略
統率者戦において、青単色は独特なポジションを占めています。テンペスト時代から青の得意分野は変わらず、以下の要素が中心となります:
青色の強み:
- カードドロー: 継続的な手札補充により長期戦で有利
- カウンター: 重要な脅威を未然に防ぐ
- バウンス: 一時的な解決策として柔軟性を提供
- ライブラリー操作: 欲しいカードを探し出す能力
- 呪文コピー: 他人の強力な呪文を利用
青色の弱み:
- エンチャント除去の不得意さ: 解決後の脅威への対処が困難
- ランプ(マナ加速)の限界: 緑色ほど効率的でない
- 直接的なフィニッシャーの不足: 勝利手段が限定的
キスティス先生の「Blue Magic」能力は、これらの弱みを補完する可能性を秘めています。他色の強力なインスタント・ソーサリーを任意のマナで唱えられるため、単色デッキでありながら多色的な柔軟性を獲得できるのです。
キスティス統率者デッキの構築方針
統率者戦初心者として、キスティス先生を中心としたデッキ構築の基本方針を整理してみます:
1. 墓地戦略の確立
Blue Magic能力を活用するため、自分の墓地にインスタント・ソーサリーを蓄積する必要があります。青色の「占術(Scry)」や「予言(Foreshadow)」効果を活用し、計画的に墓地を肥やしていきます。
2. 多色呪文の活用
任意のマナで唱えられる利点を活かし、通常は青単色デッキに入らない他色の強力な呪文も採用候補となります。除去、ランプ、フィニッシャーなど、青色の苦手分野を補完できる呪文を墓地から再利用する戦略です。
3. 統率者の保護
2/2という控えめなスタッツのため、統率者税の負担を軽減する必要があります。青色の豊富な防御呪文(カウンター、バウンス、位相ずれなど)で統率者を守りつつ、継続的にアドバンテージを稼いでいきます。
4. 長期戦略の構築
統率者戦は40ライフの長期戦となるため、瞬間的な爆発力よりも継続的なアドバンテージエンジンが重要です。キスティス先生の能力は毎回戦場に出るたびに発動するため、除去されても価値を生み出し続けます。
テンペスト時代との違い:現代MTGの変化
テンペスト時代から現代MTGまでの変化を整理すると、驚くべき進化が見えてきます:
カードパワーの向上:
現代のカードは複数の効果を持つものが一般的で、「1枚で2度美味しい」設計が主流となっています。キスティス先生も、2/2のボディと強力な誘発能力を併せ持つ典型例です。
フォーマットの多様化:
テンペスト時代のType1、Type2(現在のヴィンテージ、レガシー、スタンダード)に加え、統率者戦、モダン、パイオニアなど多様なフォーマットが確立されています。
デザイン哲学の変化:
「楽しさ」を重視したカジュアル向けデザインが増え、統率者戦のような多人数フォーマットに特化したカードも多数登場しています。
実際のデッキ構築で考慮すべき要素
統率者戦初心者として、デッキ構築における基本的な配分を理解しておく必要があります:
基本的なカード配分(99枚):
- 土地: 37-40枚(3色なら38-40枚推奨)
- マナ生成: 8-12枚(マナアーティファクト、マナクリーチャー)
- カードドロー: 8-12枚(継続的なアドバンテージ源)
- 除去: 8-12枚(クリーチャー、エンチャント、アーティファクト対応)
- 脅威/フィニッシャー: 8-12枚(ゲームを終わらせる手段)
- その他ユーティリティ: 残り
キスティス先生の場合、墓地肥やしと呪文再利用に特化した構成が効果的でしょう。青単色の制約がある一方で、Blue Magic能力により実質的に全色アクセスを獲得できる独特な統率者と言えます。
FF8愛とMTG戦略の融合
キスティス先生を統率者とするデッキは、単なる勝利だけでなく、FF8への愛情表現でもあります。彼女の「Blue Magic」能力は原作での青魔法システムを見事に再現しており、敵の技を学習して活用するというコンセプトが統率者戦の政治的な側面と絶妙にマッチしています。
他のFF8キャラクターがカード化されていれば、それらとのシナジーも期待できます。バラムガーデンの仲間たちが揃えば、より物語性の高いデッキ構築が可能になるでしょう。
まとめ:新たな冒険への第一歩
テンペスト以来のMTG復帰(というより新規参入)にあたり、キスティス先生という最高の動機が見つかりました。統率者戦という新しいフォーマットは、当時の2人対戦とは全く異なる戦略性と社交性を提供してくれます。
Blue Magic能力を持つキスティス先生は、青単色でありながら多色的な柔軟性を持つユニークな統率者です。墓地戦略、呪文再利用、長期戦略といった要素が組み合わさり、まさに知的な戦いを楽しめそうです。
6月13日の発売まで、統率者戦のルールや現代カードプールの学習を進めていこうと思います。20年以上の時を経て、再びMTGの世界に足を踏み入れる理由ができたことに、心から感謝しています。
キスティス先生と共に、新たな戦場での学習と成長を楽しんでいきたいと思います。FF8が不人気と言われることもありましたが、今回のカード化により、その真の魅力が多くの人に伝わることを期待しています。
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