こんにちは、がおです。
今回は、長年愛用してきたオーディオ機器の故障という、オーディオファンにとっては避けて通れない問題について考えてみたいと思います。特に、これまで使用してきた機器の分析と、今後の選択肢について整理してみようと思います。

音楽を聴く時間は、現代人にとって貴重なリラックス時間
現在の状況:AONIC5の故障
先日、長年愛用してきたShure AONIC5が故障してしまいました。このイヤホンは、RMCE-TW2(完全ワイヤレス・セキュアフィット・アダプター)と組み合わせて使用しており、有線イヤホンでありながらワイヤレス環境でも使用できる優れたソリューションでした。

Shure AONIC5 – 高遮音性を誇る優秀なイヤホン
実は、過去に一度故障した際には修理に出したことがあります。しかし、今回は汗による故障と思われ、外装部分が欠けてしまっている状態です。この外装の欠けにより防水性能も完全に失われており、修理よりも買い替えを検討せざるを得ない状況となっています。
手持ち機器の現状分析
現在、手持ちのオーディオ機器は以下の通りです:
1. Etymotic Research ER4S

Etymotic Research ER4S – 音質重視の名機
ER4Sは、音質において私が最も評価している機器です。Bluetooth接続ができないという制約があるにも関わらず、これまで手放さずに保持し続けている理由は、その圧倒的な音質の良さにあります。フラットで正確な音の再現性は、他の機器では得られない魅力を持っています。
2. Shure AONIC50

Shure AONIC50 – ノイズキャンセリング機能付きヘッドホン
AONIC50は、iPhoneとの接続において現在唯一の選択肢となっています。ワイヤレス接続が可能で、ノイズキャンセリング機能も搭載されており、機能面では申し分ありません。しかし、重量が334gと比較的重く、これからの暑い季節においてはヘッドホンの装着は現実的ではありません。
選択肢の整理と検討
現在の状況を踏まえ、以下の選択肢を検討する必要があります:
選択肢1:AONIC5の買い直し
最も単純な解決策は、同じAONIC5を再購入することです。しかし、価格は約6万円と決して安くはありません。また、同じ汗による故障のリスクを考えると、根本的な解決策とは言えない可能性があります。
選択肢2:AONIC50の継続使用
既に手持ちのAONIC50を使用する選択肢です。機能面では十分ですが、季節的な制約(暑さ)と重量による長時間使用の困難さが問題となります。
選択肢3:ER4S + DACの組み合わせ
音質面で最も優れているER4Sを活用するため、ポータブルDACの導入を検討する選択肢です。これにより、iPhoneとの接続問題を解決しながら、最高の音質を確保できる可能性があります。

ポータブルDACの活用により、スマホでも高音質を実現
各選択肢の詳細分析
| 選択肢 | コスト | 音質 | 利便性 | 耐久性 | 季節対応 |
|---|---|---|---|---|---|
| AONIC5買い直し | 高(約6万円) | 良 | 高 | ?(汗問題) | ◎ |
| AONIC50継続 | なし | 良 | 中 | ◎ | △(暑さ問題) |
| ER4S + DAC | 中(1-3万円) | 最高 | 中 | ◎ | ◎ |
ER4S + DAC組み合わせの詳細検討
ER4Sの活用を考える場合、以下の要素を検討する必要があります:
- DACの選択:iPhone用のポータブルDACは1万円台から3万円台まで幅広い選択肢があります
- 携帯性:ドングル型DACであれば、携帯性の問題は最小限に抑えられます
- 音質向上:ER4Sの持つポテンシャルを最大限に引き出すことが期待できます
- バッテリー問題:DAC使用時のiPhoneバッテリー消耗は考慮が必要です
結論
推奨解決策:段階的アプローチ
第1段階:ER4S + ポータブルDACの組み合わせを試す
- 比較的低コスト(1-3万円)でスタート可能
- 音質面で最高の結果が期待できる
- 夏場の使用に最適
第2段階:結果に応じて次の選択を検討
- DACの使用感が良好であれば、この環境を継続
- 利便性に問題があれば、AONIC5の買い直しを検討
- 冬場はAONIC50を活用し、季節に応じた使い分けを実施
まとめ
オーディオ機器の故障は残念な出来事ですが、同時に新しい環境を構築する機会でもあります。今回の分析により、まずはER4S + DACの組み合わせから始めることが、コスト面と音質面のバランスを考慮した最適解であると判断しました。
特に、音質を重視する私のスタイルにおいて、ER4Sの持つポテンシャルを最大限に活用することは理にかなっています。この選択により、故障をきっかけとして、さらに良いオーディオ環境を構築できる可能性があります。
次回は、実際にDACについてレポートしたいと思います。子供たちとの時間を大切にしながらも、質の高い音楽体験を追求していきたいと思います。
それでは、また次回お会いしましょう。
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